週休2日

どうか今日も適当に生きて

2019年1月27日

半年ぶりです。

ある意味、いや、いろんな意味で記念日となるであろう、2019年1月27日。絶対にこの気持ちは残しておかないといけないので、ここに残します。長くなる。と思う。

 

 

17時、ツイッターを開いた。活動休止。もうまた今日もガセネタか。はいはい。

と思った。でもなんか状況がどうやら違う。5人の、今日の日付のコメントスクショが流れてる。2021年以降、この地球から嵐が一回いなくなる。

 

2005年、嵐に出会った。道明寺が大好きなのか、松本潤が大好きなのか、原作漫画を読みふけり、ドラマを見まくり、真剣に考えたこともあった。でも違った。松本潤が大好きだった。

花男出は永遠の新規と呼ばれて、もう15年くらい経つ。自分の人生の半分以上は、間違いなく嵐と共にあった。自分の体は、嵐のいない世界で息をした記憶がない。

 

彼は本当に真面目な人で、優しくて、不器用で、堅実だ。20代前半から半ばあたり、演技の仕事やバラエティが続き、全然遊べなくて、ロケ中にロケを無視して海に駆け出したこともあるくらい、ヤンチャな時期もあったけど、それでも、やっぱりずっと真面目で、優しくて、不器用で、最高。

 

そんなわたしの大好きな松本潤が、いるグループが、嵐だ。嵐は、2000年代を、ただひたすらに駆け抜けた。気づかないうちに、5人の魅力に引き込まれた人たちを、順番に巻き込みながら、大きな渦を作った。気付いたら、めちゃくちゃ大きいサイズになってた。この大きさは、5人が大きくなったというよりも、5人の魅力が惹きつけた人たちの数だ。嵐はあまりにも大きくなりすぎていた。これは、2009年とかから、感じてた。10周年を経ても、その大きくなる加速スピードは、衰えることを知らなかった。2010年とかから、ツアーは当たらなくなりはじめた。

確かに、嵐は本当に大きな風を巻き起こしてた。たまに、5人はプライベートをどうしたいんだろうと思ったりもした。すばるが関ジャニを抜けたり、滝翼が思い思いの道を進んだり、こういういろんな出来事が起こる中で、嵐は自分の人生をどう考えてるのか、本当に気になった。わたしは、あくまで個人的な目線なんだが、アイドルとして生きる皆々様は、プライベートに不自由があるかもしれないが、それでも、ただの一般人が見ることはできない風景を見て、経験をしているんだと思えば、アイドルとして生きるスタート切ってしまった以上、その道を大きく外れることはしないでくれ、と思っている派だ。まあ誤解を恐れずに、端的に言ってしまえば、「アイドルだけどひとりの人間だから、」みたいな言葉が嫌いなタイプだ。そりゃあ間違いなく、ひとりの人間だけど、自分の才能と運と、努力を持って、日本国民1億人いてもそのほとんどが体験できない人生を歩んで、アイドルとしての人生を生業としているのだから、それ相応の覚悟を持って、ジャニーズでいてくれ、と願ってやまないタイプだということ。これは、嵐を見て育ったわたしの持論。嵐は永遠にわたしの前で、嵐でいてくれると、謎の自信があった。でもこれは、嵐を見てたというよりも、松本潤を見ていたんだと思った。大野担ではないから、分からないけど、大野さんを見てたら、趣味とか自分のもう一つの、嵐じゃない人生に興味を持ってフワフワどっかに行っちゃいそうなアイドルを、知れていたかもしれない。分かんないけど。

5人が嵐とプライベートをどうしていくかが気になる一方で、嵐は嵐をどう終えていくのかも気になってた。これはえび座のジャニ伝を、数年見続けたせいだと思う。嵐が終わる時って、すんごいおじいちゃんになる時なのかなとか適当に考えてたけど、心のどこかで、嵐は嵐を綺麗なまま終わらせるつもりがあるような気もしてた。すごく先の未来でだと思ってたけど。5人は、2009年にダッシュをキメたこのスピードのまま、ここまで10年また走って、この先10年、20年、走り続けることができるのか、現実的に考えて、体力的人間的に、無理な部分があるんじゃないかと思ったりする時もあった。

わたしの大好きな松本潤が、自分の大好きなジャニーズ事務所の、初代ジャニーズの話を知らないわけがない。綺麗なまま、ガタつく前に、5人が笑った顔だけがこの世に残っている間に、自分たちの時代を自分たちで終わらせる方法を知らないわけがない。大野さんから相談される前に、考えたこともあったと聞いて、全然驚かなかった。むしろ納得。だよね、輝いて笑って最高に幸せな5人が大好きなあなたが1番、少しでも崩れる嵐を見たくないはずだ。

2017年アルバムにSong for youをいれた時、この曲を20周年にとっておくのもいいんじゃないかという案に対して、できる時にやろうという結論に達したときも、20周年の時でいいじゃ〜んなんて思いつつも、妙に納得した。先は分からない。それは嵐だろうとなんだろうとそう。永遠なんて無いんだと、ここ数年でオタクたちが思ったのと同じように、5人も感じたはずだ。でもいろんなアーティストやアイドルが芸能界から姿を消していくなかで、やっぱり嵐に、永遠を信じたい気持ちもあった。嵐だけは、どうかずっとそこにいてくれ、と思ってた。

 

 

 

 

活動休止だから、また再会できる日がくると信じて待つことしか、私たちには出来ないらしい。でも今まで私はそんなことしたことない。信じて待つだけだなんて出来ない。えびになかなか露出が無くても、すのがギリギリの状態でいたときも、なんならこの間9人編成が発表されたときも、永瀬が東京に来たときも、キンプリとしてデビューしたときも、わたしには嵐がいた。嵐だけは変わらずにそこにいてくれたのに。嵐がいない世界の歩き方を知らない。

ただひたすらに今は悲観的な自分がいる。「休止」だからまた戻ってくる日がくる、あと2年間全力で笑って嵐を見送る、なんてそんなことが出来る自信が全くない。

でも会見で、わたしの想像以上に冷静な松本潤がそこにいて、ついてきてくださいと、自分の声でそう言った。絶対1番緊張して、熱くなってしまうような気がしてたけど、思った以上に冷静だった。そしてその、わたしが大好きな松本潤が、冷静に、ついてきてください、と言った。下を向いたままでもいい。前を向くことは難しい。けど、どれだけ泣いてても、下を向いていても、顔が崩れまくってても、彼らが私たちに伸ばしてくれる手を掴んで、後ろをついていければいいのかな、とも思った。

絶望的観測もあるけど、怖いからいまは言葉にしないでおく。2021年以降、そんな時がきたら、仲良い友達に片っ端から連絡して、ジャニーズには触れずにひたすらにわたしの体内にアルコールを入れてくれと頼む。

ただ、希望的観測もある。これは間違いない。彼らがそれぞれにスキルを磨いたり、プライベートもしっかりしていくなかで、また、笑って再会する日が来る可能性だって、まだ誰も否定は出来ない。私には、そんな日まで今日から頑張る余裕は正直無いけど、落ち着いたら、また、待つ体制の準備はしてみたいとは思う。

 

結局今日一日で、何も落ち着かないしこれからどうなっていくのかさっぱり分からないけど、きっと明日からも、働いて飲んで寝て働くし、いつも通りの日々を過ごすしかないんだろう。明日からどうなるのか、想像つかないけど、とりあえずまだ明日、嵐はいるので、一旦落ち着きたい。忘れたふりしてまたどうせはしちゃんかわいいとかながせの顔が最高!とか騒ぐと思うけど、こればっかりは許してほしい。嵐は自分たちのせいで、わたしを自粛モードにさせたいわけではないはずだ。いつも通り、嵐のいる生活が、一度期限付きになったというだけの話だ。たぶん。そもそも嵐のスタートも、バレー応援の期限付きだったかもしれない訳だし、まあ、ポジティブに捉えればそういうことだ。

 

 

 

読んでないはずだが一応、分類として書き残す、オタクではないリア友へ。

頼むから軽々しい気持ちでこの件について話しかけないでくれると助かる。カラオケは行きたいので付き合ってほしいですが、間違ってもラブソーとかは歌わないでください。イントロで泣き崩れます。

 

オタクのリア友、会ったことある仲の良いオタクの皆さま。

はちゃめちゃに気遣ってくれてありがとう。みんながあえてツイートしないでいてくれるのが分かります。勘違いだったら恥ずかしいが。たぶん数日で落ち着きますが、この人生であるかないかくらいの滅多にないレア度☆☆☆☆☆☆テン下げモードなのでしかと目に焼き付けておいてもらって、10年後くらいに笑って話してください。

 

他担のみなさま

たぶん自分のTLに嵐担一人もいないジャニオタはいないんじゃなかろうか、というくらいの規模感ですが、皆様は変わらずに自担へ愛を叫んでいてください。推しは推せる時に推せ。今まで多くのオタクたちが身をもって教えてきてくれていますが、またこれもそういうこととなります。みんなで、目の前にいる自担に愛を叫ぼうな。

 

嵐担のみなさま

今日はみんなで泣こう。会見の嵐を見て、笑いながら泣こう。もうそれ以外にやることがわたしには見つからないよ。

それでまた、明日から働いて、遊んで、嵐が嵐という仕事を笑ってやっていたように、頑張って生きよう。

 

嵐へ

今日だけは、言わせてくれ、日付超えてるから30日だけど29日の25時ということで許してくれ。

 

 

 

 

嵐、本当に寂しいです。わたしは本当に嫌だよ。頼むからせめて何年間なのか決めてほしい。無理だと分かってるが。マジで嫌です。本当に嫌です。ポジティブに考えられるオタクとしてわたしを育てておいて欲しかった。嵐に一桁歳で出会ったときから、それなりに一緒に走ってきたつもりです。嵐が見せたいもの、やりたいこと、一緒に走って追いかけて、嵐担は謎に最新技術とかに詳しかったりして、でもじゅん担だから歌舞伎も押さえなきゃいけないし。でもひたすらに先を走っていく嵐を追いかけることしか、してこなかったわたしは、これからどう走ればいいのか分からない。わたしは嵐に永遠を見てたのに。でも今、永遠を形にしたような存在だったのに、その嵐が、形を無視して概念になっていくような感じがする、それこそ、初代ジャニーズみたいに。

永遠なんてないんだと、わたしは嵐で学びたくなかった。という気持ちと、じゅんがついてきてくださいと言うから信じねばならないという気持ちが同居して、体が二つに割れそう。

多分嵐のこと、50年後くらいに、誰かが嵐伝説って舞台やるよ。タッキーとかが演出する。きっと。その時は這いつくばってでも帝劇に見にいくよ。

こんなこと考えてる反面、笑って会見する嵐を見たら、ポジティブにあと数年待てるかなと思う瞬間もある。これが嵐のすごいところなんだろうな。

嵐に育てられたオタクだから、嵐が言ったことがそのまま全て自分の感情になってしまう。だから、みんなが言ってたように、この2年間を真剣に頑張る。そのあとのことはその時考える。とりあえずみんなお疲れ様。

文字にすると言ってる事無茶苦茶だけど、このくらいわたしの頭の中もカオス。数年後に見たら面白いんだろうなという記事が出来ました。ありがとう。

 

 

P.S

嵐いないならオタク辞めようかな。。。。。とかいう謎の思考に走りそうになったけど、オタク以外の生き方は、本当に知らないので、それだけはやめませんヨ〜ン

 

2019年1月27日