拾って、集めて、抱きしめて

備忘録であり、小さな主張である。

賽は投げられた〜ジャニオタがポルノグラフィティのライブに行った話〜

おはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい。待て起きろ。いや、まぁもうすぐ寝ようか寝ないか迷ってるくらいの気分で読んでくれてもいいですよ、自由にやることがテーマですので、ええ。自由が故、よく考えたら更新頻度にだいぶバラつきがある。

今回はジャニーズからまた離れた話をする。今回のテーマは「ジャニヲタが初めてポルノグラフィティのライブに行った話」。私は4年ほど前からファンクラブに入っていて(このファンクラブの名前が「Loveup!」でファンクラブ会員、ファンのことを総じて「ラバッパー」と呼ぶ。まずファンクラブ自体に名前があるのが羨ましい)、ここ数年はライブに行きたくて行きたくて震えていたのである。だがしかし見ての通り私の財産はジャニーさん(84歳のお誕生日おめでとう!!!不死身やな!)のもとにお届けされていたため、ポルノグラフィティに関して出していた資金といえばファンクラブ年会費とCD代くらいだった。
しかしここでやってきたのが人生の転機!!!今年の6月、ポルノグラフィティ、オリジナルアルバムをひっさげての3年ぶりのホールツアーの発表が!!私「キタキタキタキタ(ヤマ)!!振り!こめ!る!!」(この後サマパラえび座で苦しむことになるとは思いもしなかった)ひとまず申し込む。なんと当選。イヤッホー!!!しかも武道館アリーナ席!なんてこった…!ライブに……行ける…!いやぁ…ここまでが長かった。ライブに行きたいという願望が4年たって叶うとも思ってなかった上に自分が4年間我慢出来るとも思っていなかったので驚いたし、実感も湧いていなかった。
なんかの雑誌で晴一さんが今回のアルバムについては曲順も気にして決めた、というようなことを言っていたような覚えがあったのでとにかくアルバムは曲順通りに聴きまくった。この歌が…あの歌が…昭仁さんの本物の声で聴けるのか……と初めてのライブ前、いつもと違う感情でもう頭が冴えまくった。やばい…初めての感覚…!久しぶり…!!

そして来たる2015年10月23日金曜日!!!!!!!!武道館キター!!!!!!ツアータイトルは「The Dice are cast」。意味は「賽は投げられた」。なんつーかっこよさだおい。そして今年のアルバムのタイトルは「RHINOCEROS」。動物のサイの英訳である。ここまできてお気付きの方もいると思うが、今年のテーマは「サイ」である。今年、16周年目のポルノグラフィティは「見んさい!聞きんさい!歌いんさい!」をテーマにシングルを3枚リリースした。そしてそのシングルにサイのイラストをつけており、オリジナルアルバムを作るにあたりタイトルは?となったときサイを英訳したら響きもかっこよかったしこれで!、とタイトルも決定。といった流れで今年1年間はとにかく「サイ」なのである。
6月の時点で投げられた賽。よっしゃバッチこいポルノグラフィティ!!!!!一曲目、アルバムの一曲目の「ANGRY BIRD」。やばい、カッコいいよポルノグラフィティ………(ノックアウト)(カンカンカーーン)基本こんな感じだった。一曲一曲かっこよすぎて終わるごとにため息が出て、目の前にいるポルノグラフィティの2人が遠いようで近くて、2人の歌声とギターの音を全身で感じ、あぁ〜今2人と同じ空気を吸って吐いてるのか〜と10分に1回くらい考えていた。嗚呼、ポルノグラフィティ最高!!!!
今回はアルバム曲、定番曲に加えて、あまりライブでやらないような曲も2.3曲セトリに入っていた。「瞳の奥をのぞかせて」のアレンジverがさいっっっっっこうにかっこよかった。まずそもそもこの曲は大好きで、だが今回聴けるとは全く思っていなかったので不意打ちの「瞳の奥をのぞかせて」に魂を全て持って行かれた。あの雰囲気、なんていうんだろうか…。夜の銀座有楽町付近の雰囲気。ネオンが明るいというよりも、ビルの窓から漏れる光と車のライトと街灯で照らされている街のような。適切な単語が私の中に見当たらないから正しく伝えられないのがとても残念なのだけれども、とにかくあの4分間が、私が4年間温めた熱意を綺麗に消化してくれた。

一緒に入ってくれた友人がいるのだが、「無趣味が趣味です」というような人間で、なんなら「無趣味すら趣味でもない」くらい音楽は特に聞かないしこれといって好きな芸能人も歌手もアニメなどもない人だった(私のように趣味に生きてる人間からしてみれば想像も出来ない生活)。だが「無趣味人間、しかもライブ自体初めて、という人をライブに連れて行ったらどうなるのか…!」という私の興味本位でほぼ無理やりライブに一緒に来てもらった。グッズ売り場に一緒に並んでもらっている時スピーカーから音楽が流れ続けており、この曲分かる?あの曲は?と何回か聞いたり、CDを2枚ほど貸して予備知識はつけてもらっていたのでライブ中もたまに今の曲分かった?と聞いたりして少し気にかけてはいたものの、自分がもう目の前の2人に必死すぎて申し訳なかった。ライブ終了後、楽しかったかと聞くと、「うん、だいぶ楽しかった。惚れた。ポルノグラフィティかっこいい。めっちゃかっこいい。MC面白いし。」キ、キ、キ、キター!!こうして今回も布教活動は成功!そして無趣味人間をライブに連れて行っても「つまらない」という感想にはならない!おっしゃ!だがしかしこうして布教活動が成功するのも、ポルノグラフィティの「初心者でも、初見でも、聞いたことのない曲を歌っても、確実に楽しい」という絶対的なライブがあってこそである。

ポルノのライブはC&Rがたまにあるため比較的参加型のライブであり、さらに昭仁さんの乗せ方がとてもうまいので初めての人でも気軽に参加できるライブである。ある曲ではイントロが流れた瞬間に手慣れたファンが手拍子を始め、一定のリズムを刻むが、難しいリズムでは無いので最初は反応出来なくてもそのうち会場全体が手拍子をし始める。その一体感の心地よさといったら格別である。そして武道館というちょうどいいサイズ感の会場。アーティストとファンとの距離感も絶妙である。
アイドルのコンサートはアーティスト自身が会場内を走り回り、手を振り、もちろん歌って踊り、音楽そのものとは別のベクトルから魅せることもできる場所である。だがしかし今回のこのポルノグラフィティのライブのように耳からの情報がほとんどを占める場所は私にとって新鮮な場所だった。ただとにかく音に身を任せ、昭仁さんの全身から発せられる歌声と晴一さんのギターが奏でるメロディーが私の頭からつま先まで一杯一杯に染み渡って、いつも行くジャニーズのコンサートとはまた一味違う充実感に満たされたのだった。

私のような現場大好き人間としては、今回の経験はとても良い経験となった。方向性の違う会場に行くのもたまには良いみたいである。まぁ私が何かに還元できる芸術家な訳でもないし、コンサートを作れる訳でもないので(コンサート製作誰かさせて下さい)、自担達への願望要望が増えるばかりである。ライブに行っても出てくる感想は「あぁ〜〜今の1フレーズ100億回聞いても飽きねえ〜〜〜明日も入りてえよ武道館〜〜〜〜今の部分の声にチケ代出したよ今回〜〜(涙目)」とまぁこんな感じなので結局オタクはオタクである。