晴れた土曜日、上向いて

理由ばっかり尋ねる世界でワケなど一つも無く。

ありがとう宮城!

ARASHI BLAST in Miyagi が9月19.20.22.23日の4日間、世間的にはシルバーウィークと称されるこの時期に開催された。私は都市伝説かと思っていた復活当選というものを体験し、見事オーラス23日の公演に入ることができた。今回のこのBLAST in Miyagiは東北復興支援という形をとっており、宮城県のひとめぼれスタジアムで開催され、スタジアムのまわりでは宮城県や東北の名産品が販売されたり東北限定の商品が出ていたりと、フェスのような雰囲気も持った催し物になっていた。
当日の私の活動がタフ過ぎたと私の中で話題なので書き留めておく。前日の22日。帰宅時間がまず23日の0:30。何故なら10時半から焼肉に行っていた。まだまだ若いな、自分。シャワーを浴びてよし!寝れる!となったのが1時半ごろ。あれ、私3時半とかに家出ようとしてたな……あ、これはもしかして寝ない方がいいやつなのでは?!と謎の思考回路を開発してしまったおかげでとりあえず暇をつぶしていた。結果30分だけ寝てしまったので30分睡眠で家を出発。この時3:30。自宅の最寄りから始発に乗ってもアクセスツアーの集合時間に間に合わないことが分かっていたので最初から流しのタクシーを捕まえて渋谷まで出てから電車に乗ろうという計画だった。こんな時間にそんなすぐにタクシーは捕まらないと勝手に想像して渋谷方面に向かって国道を進んで適当なところで捕まえて可能な限り安く向かおうとしていた。出発して3分後の私「タクシーめっちゃいるやん」。リアルに声が出た。早朝で真っ暗で他の人がいなくてよかった。とりあえずタクシーを捕まえてここからだったらいくらかかるか聞いたところ、1600円ほどと言われたのでもう少し歩いて乗ろうと決心。先へ進む。数メートル歩いた先で「お客さん!」と呼ばれてこの声のする方を見るとさっき料金を聞いたおじさん。なんとこれから帰るところだから安く連れてってくれる、ということでなんと格安で連れて行ってくれた。こういう引き運だけは強いのである。この頃私はツイッターで「流しのタクシーは捕まるのか、乞うご期待!」やら「早く出過ぎた感マックス」やらふざけてしかいないツイートばかりしており、まさかこれで4時前に渋谷に到着してしまうとは夢にも思っていなかった。渋谷で乗りたい電車の始発はなんと4:32であった。ワオ。40分くらいヒマだな?やることがまずないのでファミマでパンとお菓子とガムを購入。それでもあと30分近くあった。とにかく待った。待って待って待って待った。そして渋谷始発に乗り、集合場所の池袋へ向かった。ここまでがとにかく長かった。友人と合流、バスに乗車し車内の大部分が睡眠モードの中、そこそこなボリュームで盛り上がってしまった。反省してます。そのあとすごいスピードで寝たので許してください。そして10時20分ごろ、宮城ひとめぼれスタジアムに到着。キ、キ、キ、キターー!!!初遠征!アクセスツアーという強い味方がいたものの、無事会場に到着!!!!我々の心配は東北限定のミスタードーナツだったのですぐさま並ぶ。整理券ゲット!ミスドも1時間程度並んで入手完了!!日陰を探してシートやビニールをひいて滞在場所も確保。牛タンも牛タンフランクも食べられたし、晴天の原っぱで少し昼寝も出来たくらい文句のない完璧な開場前の時間の過ごし方だった。
そしてついにスタジアムに入場。とても良い席だったわけではないが十分満足。広すぎないサイズ感のスタジアムに感動。その上晴天。なんて完璧なんだ!!!!4時半、ついに開演。久しぶり(正確にはLOVE東京公演以来1年と9ヶ月ほどぶり)の嵐のコンサート、今年入ったコンサートのどれよりも緊張した。会場を盛り上げる曲や最近リリースした曲などが続き、MCコーナー。このままこの日の昼の12時から生放送されていたミュージックステーションと中継が繋がる。コンサート中にテレビ中継を繋ぐのは初めてだったらしく、嵐本人たちも少し緊張気味というかどうすればいいか少し掴めていない様子だった。そんなこんなで無事生中継も終わり、本編後半に突入。ここからの一連の流れが今回のこのコンサートで一番良かった。好きなところをガンガン言及していこうと思う。ハダシ、CARNIVAL NIGHT part2、GUTS!、このテンションのままファイトソング。会場の盛り上がりは最高潮だった。そして次は松本ソロ。個人的な希望はどうにかしてDance in the darkを歌って欲しかった。そして是非宮城の空をヴァンパイア姿の潤くんに飛んでもらいたかったが、二宮ソロの時点でその夢は割りと儚く散った(二宮ソロがLOVE収録曲だったので)。松本ソロはオリジナルアルバム、僕の見ている風景に収録されている「Come back to me」。彼がこの曲を選んだのは自分たちが宮城にCome backしたんだ、という意思の表れだったのだろう。「悩みも不安も全部go away その喜びだけをペーストeveryday Just a 微笑みだけを放ち続けてくれ 音と光で変えるrainy days / 用意はいい?その先に僕らを待つ試練と日々に 壊れそうになっても光は射すから / どこまでも行けるから Come on,don't give up! 今を逃さなければきっとmake it better 」歌詞にも彼の気持ちが、意思が、東北への想いが、1番強く表されていた。この時の演出など、今回使われていたフライングの演出は3Dフライングと呼ばれるもので、前進しながら上下の動きをするのが通常のフライングだが、今回のものは斜めの動きも可能になり、縦横無尽にスタジアムをフライングしていた。彼はまたこうやって、誰よりも先へスマートに進んでしまう。どうしても彼には追いつけない。手の届きそうなところにいるかと思って手を伸ばしても、すぐに一歩進んでいるのだ。嗚呼、松本潤の担当になってよかった。そして次は櫻井ソロ。「Hip pop boogie chapterⅡ」この1曲でとにかく泣かされた。コンサートでこんなに号泣したのもなかなか無いと言えるほど泣けた。老けたわけではない。櫻井が作詞した歌詞一つ一つに感情が揺さぶられ、普段テレビで見る櫻井とはまた違った「嵐の」櫻井翔がとんでもなくかっこよかった。気に入った歌詞をあげていって一つ一つコメントしたいところだがキリがないので割愛。「MY LIFE IS MY MESSAGE」と歌った櫻井の、言葉に出来ないあの説得力とも言える力が背中をドンと叩いたような。あの感覚が忘れられない。天の頂を手に入れるに相応しい櫻井翔は力強くそこに立っていた。
シングルリミックスで踊るコーナーもここ最近の5人のパフォーマンスの中でも1.2を争うレベルで個人的には気に入った。5人だけのステージ。よくよく考えたらバックをつけない嵐のコンサートにはいったのは初めてだった(アラフェスは落選祭)。縦花を1列になって歩く5人の気迫がスタジアムのスタンド席一番後ろまでガンガン伝わっていたと思う。とにかく本当にこのリミックスコーナーが良かった。語彙が足りないのが悔しいほどである。いつからこんなに5人のダンスは息があって揃うようになったのだろう、と思わざるを得なかった。その最高の流れのままSakura。ちなみに私はSakuraのイントロが大好物なのでイントロだけで頭抱えた。いや双眼鏡覗いていたので「ウワァSakuraァァ(涙)」って多分一人で呟いた。どっちでもいいけどとにかくSakuraが好きだ。このシングルリミックスが好きなのは最後にSakuraがきたからかもしれないが、5人だけのステージがとてつもなく輝いて見えたのは間違いない。目が離せないとはこのことだった。火と水が同時にステージを囲んでいて、そんな相反するものさえも共に存在させてしまう嵐のパワーはとどまることを知らないんだろうなと、世間も巻き込んでただただ大きくなっていくんだろうなと、圧巻の一言だった。
そしてラストスパート。4カウントでPIKA★★NCHI DOUBLE。私の涙はもうすでに過去のもので、というかもう涼しくて乾いていたけど、また一瞬でテンションはあがってしまう。あーコンサートが終わるのか、と考えてしまう自分の脳ミソは溶かしたい気分だった。迷宮ラブソング、A・RA・SHIと続いて、5人の挨拶。野外の会場、ひとめぼれスタジアム宮城でコンサートをやる意味、理由、真意、全てが繋がったように思えた。震災の犠牲になった方達が空の上からでも見えるように。みんな同じ空の下にいるんだと嵐が伝えられるように。この挨拶をしてる間、潤くんは今にもあの大きな瞳から涙が溢れそうで力を抜いたら倒れてしまいそうで、そんな彼の口から出る一言一言が少しでも多くの人に伝わるようにと願ってやまなかった。最後の曲の前に月が綺麗だからペンライトを消してほしいと天使松本潤が言ったのでそそくさとサイリウムをタオルに隠す。そのあと、あ、ケミカルライトは消えないからいいよと笑いながら言った天使、プライスレス。そして果てない空。照明がほぼ消えて星や月が照明状態。全力で空を仰ぎながらだれも忘れてないと5人は歌っていた。アンコールは愛を叫べとユメニカケル。想定内想定内。ユメニカケルはこのBLAST in Miyagiのアンコールとして完璧な曲だった。いつも最後はこうやって励まされて、コンサートが終わるのだ。

今年度、運良くいくつかのコンサートに参加することができた。もれなく全て楽しくて盛り上がって、あーコンサート最高〜となる。でもこんなに感情を全て巻き込んでくるのは間違いなく嵐のコンサートだけだろう。喜んで、笑って、泣いて、この通り感情を全て持っていかれてしまう。そして彼らのパワーに便乗してだが、私のこのコンサートへの参加が東北復興の手助けに少しでもなれたのなら、これ以上の幸せはない。空はつながっているという彼らの言葉を信じて前に進んでいければ。道がないなら作ればいい。その先果てない道歩いてこう。
ありがとう宮城!!